会談の中ではさまざまな分野で神経戦が行われた。福田首相は韓日自由貿易協定(FTA)の交渉再開に3回も言及し「6月中の実務交渉」を強調した。李大統領はその度に「部品、素材産業分野の実質的な交流および協力を促進しなければならない」と述べるなど具体的な返答は避けた。福田首相は「日本が国連の安保理常任理事国になれるよう、協力を」と要請した。李大統領は「在日韓国人の参政権問題が1日も早く解決されるように努力してほしい」と要請した。福田首相は「(参政権問題は)頭の痛い問題…」としながらも顔にはほほえみを浮かべていたという。
両首脳は会談後、共同記者会見を行った。次はインタビューの内容。
両首脳は会談後、共同記者会見を行った。次はインタビューの内容。
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