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韓日首脳会談、韓日中首脳会談への道を開けるか

政権が発足する度に新大統領は韓日関係の進展を約束してきた。過去の歴史問題に対して前向きな姿勢をまず示す。日本に免罪符を与えるとの批判にもかかわらず、国民も一抹の期待をしている。ところが政権が終わるころ、雰囲気は180度変わるのが常だった。“韓日関係冷却・悪化”などが新聞の見出しとなった。金泳三(キム・ヨンサム)大統領のときも、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領のときもそうだった。1次的原因は過去の歴史問題や独島(トクト、日本名竹島)領有権問題に対する日本の態度だ。過去5年は特に最悪だったという評価である。

李明博大統領が20日午後、日本の東京に到着する。5日間の米国訪問外交をブッシュ大統領とのキャンプデービット会談で終え、日本で首脳外交を行う。福田康夫日本首相と会うのは2月、大統領就任式以来2度目。当時両首脳は“韓日新時代”“未来指向の韓日関係”を提案した。李大統領は特に3・1節記念式典で「歴史の真実に背いてもいけないが、いつまでも過去に縛られて未来の関係を放棄することはできない」と述べた。新韓日関係構築に対する意志が垣間見える。金大中(キム・デジュン)元大統領が1998年「20世紀のことは20世紀に決着をつけよう」とし「21世紀パートナーシップ共同宣言」に合意したときと雰囲気は似ている。

政府当局者は「李大統領訪日の主要目標は確実な経済的成果と交流協力強化を通じて政治的な異見と難関を乗り越えることだ」と話す。そのような点で注目されるのが21日に行われる“ビジネスラウンドテーブル”だ。韓国の全経連と日本のカウンターパート(受け入れ担当)である経団連が共同主催する行事だ。両国リーダーたちに重要な提案があることも伝えられた。


外交家は今年1年間に行われる韓日首脳シャトル外交が、両国関係をますます強固なものにすると見ている。両首脳は今年6回会談を行う予定だ。特に両首脳は今回の会談で韓日中3国首脳が東南アジア国家連合(アセアン)首脳会議時と別に3カ国交代で毎年会談をする問題も協議するということだ。



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