元国家情報院(国情院)職員のキム・ギサム氏が米国に亡命を申請していたが、米政府が同氏の要請を受け入れたもようだ。AP通信が16日に報じた。
AP通信によると、キム氏の弁護士トーマス氏は「米ペンシルバニア州フィラデルフィアにある移民裁判所が、キム氏の政治的亡命の申請を受け入れた」と伝えた。キム氏は2000年に国情院を辞めた後、▽01年から国情院が、5億ドル(約500億円)にのぼる北朝鮮への違法送金を行なったこと▽金大中(キム・デジュン)前大統領のノーベル平和賞受賞に向け、組織的な支援が行なわれたこと-などを暴露したことがある。
キム氏はまた、05年に国情院の前身・国家安全企画部が秘密盗聴組織の「ミリムチーム」を運営し、政官界・宗教界・マスコミ各社の主要人物への通信傍聴を行なった、と暴露したりもした。
AP通信によると、キム氏の弁護士トーマス氏は「米ペンシルバニア州フィラデルフィアにある移民裁判所が、キム氏の政治的亡命の申請を受け入れた」と伝えた。キム氏は2000年に国情院を辞めた後、▽01年から国情院が、5億ドル(約500億円)にのぼる北朝鮮への違法送金を行なったこと▽金大中(キム・デジュン)前大統領のノーベル平和賞受賞に向け、組織的な支援が行なわれたこと-などを暴露したことがある。
キム氏はまた、05年に国情院の前身・国家安全企画部が秘密盗聴組織の「ミリムチーム」を運営し、政官界・宗教界・マスコミ各社の主要人物への通信傍聴を行なった、と暴露したりもした。
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