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◇読書=両親がともに大学教授だったこともあり、幼い頃から読書を楽しんだ。 小学生のころ父からプレゼントされたソ連百科事典をすべて暗記した、というエピソードもある。 チェーホフやドストエフスキーのようなロシア古典作家の作品を愛読した。 最近はインターネットを利用し、国内外の記事を読むことから一日の日課を始めるという。
◇趣味=ブレジネフ執権当時の中学生時代からハードロックにはまった。 ロック音楽が退廃的ブルジョア文化とされ、禁止されていた時期だった。 1970年代に3大ハードロックバンドと呼ばれたブラック・サバス、レッド・ツェッペリン、ディープ・パープルなど英国ロックグループのレコードをすべて録音して聴いていた。 特にレッド・ツェッペリンのレコードは70年代の原版をすべて収集しているほどだ。 今でも時間があればロック音楽を楽しんでいる。 クラシック音楽にも造詣が深い。 「ロック音楽とクラシックはとても近い」というのが彼の主張だ。
◇健康・飲食=高校時代まではカヤックを楽しんだ。 大学(レニングラード大法科)に入ってからは器械体操と重量挙げを始め、校内大会で優勝している。 中央政界に入った99年からは仕事のストレスを解消するため、さらに運動に励んだという。 朝と晩に1時間ずつ、プールやスポーツジムに通ったりした。 最近は夫人の勧めで始めたヨガに熱中している。 ワインと一緒にウナギ料理を食べるのを好む。 ウオツカはほとんど飲まない。 デザートにはアイスクリームを好む。
◇ファッション=先月、米日刊ボストングローブは、メドベージェフをファッション感覚が最も優れた世界の政治家の一人に選んだ。 正装・カジュアルともに好む。 公式行事にジーンズ・ワイシャツ姿で出席することもある。
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