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現代車、米国で「ソナタ」39万台リコール

現代(ヒョンデ)自動車が米国で販売した「ソナタ」39万3714台を自発的にリコールすると16日、明らかにした。 対象は05年3月から今年1月までの間に販売した車で、現代車としては過去最大規模のリコールとなる。

リコールの理由は助手席の「乗客分類システム(OCS)」誤作動のため。 OCSは、助手席に子どもが座った場合、体重と体型でこれを認知し、エアバッグが作動しないよう制御する。

助手席に座った子どもはエアバッグが瞬時に膨らむ時の衝撃で重傷を負う可能性があり、米国は安全法規上、OCSの装着を義務づけている。 韓国ではこうした法規がない。


しかし体格が小さい成人が助手席に座った場合も、OCSが子どもと認識し、エアバッグが作動しない場合がある、ということだ。 体重40-45キロの女性が座る場合、こうしたケースが多いという。

現代車は対象車の持ち主に案内文を送り、OCS問題がある車に対してのみリコールを行う計画だ。 指定されたカーセンターに行けば、部品交換ではなく、OCSに新しいプログラムを入力してくれる。

現代車の関係者は「まだOCSの誤作動で負傷したという報告はないが、万一の場合に備えて自発的にリコールすることになった。実際にリコールする車は39万台のうち1%にもならないだろう」と話した。





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