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6カ国協議・韓国首席代表に金塾氏

政府は15日、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の韓国首席代表を兼任する外交通商部・韓半島平和交渉本部長に金塾(キム・スク)前済州道(チェジュド)国際関係諮問大使を、外交安保研究院長に李順天(イ・スンチョン)本部大使を、それぞれ任命した。

また、国連次席大使には金奉顯(キム・ボンヒョン)前海外在住韓国人領事局長を任命した。金・新任本部長は1978年に外務部(現・外交通商部)に入省し、駐米大使館1等書記官、北米1課長、北米局長などを歴任していて、米国通に評価されている。

盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権でも本部長候補に取りあげられたことがあったが、酒気帯び運転の前歴が問題視され落馬した。これをめぐって、当時、青瓦台(チョンワデ、大統領府)の主流・386(1960年代に生まれて80年代に大学校に通い、学生運動などの経歴がある進歩派世代のこと)との不和説が取りざたされたりもした。


前任の千英宇(チョン・ヨンウ)本部長は、主要国家の大使に内定されたもようだ。李・新任外交安保研究院長は、国際機関の課長と英国大使館の参事官、タンザニア大使などを歴任している。



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