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現代車「ジェネシス」、米国で2000万ウォン安い理由(2)

もちろん国内価格決定も似た過程をたどる。 しかし最終的に決定される価格は異なる。 現代車の関係者は「物価水準と顧客の好みが違うため」と語った。 日本車やドイツ車も自国に比べて米国での販売価格が安いということだ。 しかし日本車もドイツ車もは韓国では非常に高い。 韓国の物価水準が高く、消費者もその価格を受け入れる、という話だ。 「ジェネシス」の国内市販価格は5000万ウォンを超えるが、供給が追いつかないのが現実だ。

◇逆輸入は可能か=米国販売価格が安ければ米国に輸出された車を買って韓国で逆輸入する方法もあるはずだ。 ヨーロッパではユーロ高を受け、ドイツ車を米国から逆輸入する業者が増えている。 しかしこれはそう簡単ではない。 車の運送・登録に費用がかかり、関税・付加価値税も考えなければならない。 このためヨーロッパではポルシェ・ロールスロイスの最高級モデルが逆輸入されている程度だ。

「ソナタ」や「グレンジャー」は米国で安く販売されているが、逆輸入されたケースがほとんどないのは付帯費用が大きいからだ。 「ジェネシス」も個人レベルで逆輸入される可能性は少ない。 税金が車の価格の34%に達するうえ、複雑な認証手続きを代行業者に任せれば400万-500万ウォンほどかかるからだ。 運送費と各種手数料を含めると、3万3000ドルの車を逆輸入するのにかかる総費用は5300万ウォンと推算される。 国内市販価格と変わらないということだ。


専門代行業者を通せば話は変わる。 ディーラーを通して車を数台買えば、購入単価を低く抑えることができる。 購入台数が多ければ1台当たりの運送費や認証費用も節減できる。 したがって輸入業者のマージンを勘案しても、国内価格より数百万ウォンほど安く購入できるという計算が出てくる。



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