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外交部が米市民権取得者を起用…議論広がる

大統領選挙を控えて辞表を提出した前大使が、以前大使を務めていた該当国家の大使に再び任命され、米国の市民権を取得している人が総領事に内定されるなど、14日に行なわれた外交通商部(外交部)の人事をめぐって、議論が広がっている。

外交部はこの日、駐イラク大使に河燦浩(ハ・チャンホ、前イラク大使)氏が内定された、と発表した。河氏はイラク大使だった1月初めに、政権引き継ぎ委員会・投資誘致タスクフォース(TF)の専門委員に任命されたことにより、辞表を提出し、帰国した。政府高官起用説もあった河氏だが、これまで何のポストにも就かずにおり、およそ3カ月後のこの日、再びイラク大使に任命されたのだ。

米アトランタ総領事に内定されたイ・ウンギル前在米韓国人会首席副会長は米国市民権を取得しているとされる。イ氏は大統領選の当時、李明博(イ・ミョンバク)候補の選挙対策委員会・秘書室で海外パートを担当していた。韓国の国籍でない人が海外公館の長に内定されるのは異例のこと。政府当局者は「現在、韓国の国籍を取り戻すための手続きを踏んでいる」とコメントした。

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