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檀君以来といわれる韓国最大、そして最強の軍人が誕生する。
K-1スター、チェ・ホンマン(28)の軍入隊が電撃決定した。ぜい肉などどこにも見あたらないひきしまった体(218センチ、160キロ)のチェ・ホンマンは。21日、江原道原州(カンウォンド・ウォンジュ)にある陸軍第36歩兵師団新兵訓練所に入所する。チェは5月19日まで4週間、軍事訓練を受けた後、公益勤務(代替兵役の一種。公益機関に勤める)を行う。
チェ・ホンマンに先月、兵務庁から入営通知書が届いた。悩んだあげく彼は、入営延期はせず身辺整理をしてきた。そのため13日“K-1ワールドグランプリ横浜”にも出場しなかった。
チェ・ホンマンは満19歳だった1999年、身体検査で4級(公益要員)判定を受けている。現行兵役法は入隊前に再検査を受けることができないように規定、チェ・ホンマンに対する兵務判定は10年間変わらなかった。
チェ・ホンマンは今年の末、ワールドグランプリファイナル4強進出を目標に掲げた。彼は東亜大学大学院に学籍を置いているため、制度的には来年初めまで入営を延期することもできた。しかし今年初め、チェ・ホンマンはK-1主催でFEGを通じて来年入隊を発表した。そのため活動にさまざまな制約を受けた。海外の大会に出場する度に、興行査証をとらなければならなかったほか、リュック・ベッソン監督が制作する映画『トランスポーター3』の出演オファーも受け入れることができなかった。
そんな渦中、入営通知書が届き、入隊を決意した。チェ・ホンマンはK-1と昨年から来年まで3年契約しているが、軍服務期間については自動延長となる。
チェ・ホンマンは以前から「入営通知書が来たら軍隊に行く」と公言してきた。何カ月延ばすより「ムチも早いうちに打たれてしまった方がいい」という戦略を選択した。チェ・ホンマンは「家族と相談して入隊を決めた。急に入隊することになり、ファンに申し訳ない。軍服務を無事に終えて帰ってくる」と伝えた。
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