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‘オーダーメード韓流商品’が海外市場でヒット

21世紀の文化の時代を迎え、文化コンテンツ産業のグローバライゼーションについて議論するシンポジウムが開催された。

韓国国際経営学会(会長:李東琪ソウル大学経営大教授)が11日、ソウルの明洞(ミョンドン)銀行会館で開催したシンポジウムでは、昨年の‘貿易の日’文化公演業界で初めて‘100万ドルの輸出塔賞’を受賞したコミック・ノンバーバル・パフォーマンス「ジャンプ」、同年、米国劇場街で公開されて1000万ドルを稼いだ映画「D-War」、昨年10月までDVDや出版など商品販売だけで350億ウォンの収益を上げたドラマ「太王四神記」の事例を集中的に分析した。

「ジャンプ」は企画段階から海外進出を目標に制作された。最も韓国的な武術テコンドーに体操、アクロバットなどを取り入れた。


ブルース・リー、ジャッキー・チェン、ジェット・リーらアジアのアクション俳優や‘マーシャルアーツ’(格闘技、武術)パフォーマンスへの関心が高い欧米公演界に目をつけて進出したのだ。

「ジャンプ」を制作したイェガムのキム・ギョンフン代表は「社内にクリエーティブチームを設置し、常に新しいアイディアを反映させた。公演を完璧に行えるように演劇俳優、体操選手、武術有段者が一緒に参加する俳優育成プログラムを管理してきたのも『ジャンプ』の完成度を高めることができた理由」と説明した。

ドラマ「太王四神記」の場合、従来のドラマ制作・販売と異なる方式を採択した点が目を引いた。これまでは放送会社が制作費を負担し、独立制作会社が自社の人材で制作し、韓国内での配給を中心につくってきた。

「太王四神記」は、一般産業資本を巻き込み、国内外の有名制作スタッフが共同で参加し、国内外市場、特に日本市場を狙ったという点が特徴だ。

国内市場の5倍を超える日本市場を本格的に攻略するために、映画のような高品質映像、無国籍ファンタジー、ビッグ韓流スターを起用したという。

共同制作に乗り出したエスエスディのキム・ウィジュン代表は「『冬のソナタ』や『宮廷女官チャングムの誓い』など、今まで国内ドラマは放映権や付加版権を放送局に一括販売してきたが、『太王四神記』の場合、テレビはNHK、DVDはエイベックス、出版は講談社というように収益分野別に分離販売を進めた点も異なる、と説明した。



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