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鉄鋼原料炭の価格が3倍に…ポスコ

今年の原料炭供給価格が昨年の3倍に上がる。

鉄鋼業界と海外メディアによると、ポスコはオーストラリアの供給業者と価格交渉を行い、原料炭の価格を205-210%引き上げることにした。 この価格は今月1日から遡及適用される。 これを受け、1トン当たり100ドル程度だった原料炭価格は300ドルに上がった。

今回の交渉が妥結したのは、オーストラリアの主要供給ライン3業者の一つ。 最初の交渉での価格が基準になるため、今後の交渉でもほぼ同じレベルで妥結する見通しだ。


これに先立ちポスコは2月、ブラジルのバーレ社と鉄鉱石供給価格を65%引き上げることで妥結している。 鉄鉱石に続いて原料炭の価格までが上昇したことで、近い将来、ポスコが鉄鋼価格の引き上げに踏み切ると予想される。

鉄鋼業界の関係者は「有煙炭価格の高騰でポスコが製品価格を1トン当たり10万-12万ウォン(約1万-1万2000円)ほど引き上げることになるだろう」と語った。

現在1トン当たり58万ウォンの熱延製品の価格は17-29%ほど上がる見込みだ。 このため自動車・造船など鉄鋼製品の消費が多い製造企業のコスト負担が増える。

自動車の場合、1台の製作に1トンほどの冷延鋼鈑が入るため、1トン当たり10万ウォン上がれば200万台の生産を基準に2000億ウォンほど材料費負担が増える。

ポスコは今後、オーストラリア鉱山業者と鉄鉱石、カナダ・ブラジル業者と有煙炭の価格交渉を行う。



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