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「日本には浴衣があるが…韓国にも」 淑明大教授が‘休息服’開発



淑明(スクミョン)女子大衣類学科の蔡今錫(チェ・クムソク)教授(56)がテーマにしているのは‘伝統’と‘現代’の出会いだ。 ファッションにも‘韓国的なものを込めるべき’と考えてきた。

日本は伝統服の着物を応用した‘浴衣’を文化的・商業的な象徴物として作り上げてきたが、これと比較できるような服が韓国にはない、という事実が残念だという。


蔡教授は今回、韓国的な‘休息服’をつくった。 家庭やホテルで、またちょっとした外出時に簡単に着用できる、韓国的な美意識が込められた文化商品としての‘休息服’を開発したのだ。

各界専門家5000人余を対象にアンケート調査を実施し、韓国を代表するイメージを選定、これに単純性・機能性・官能性などの現代的ファッションコードを重ねたのだ。

蔡教授はまずトゥルマギ(外套)・チマ(スカート)・パジ(ズボン)をモチーフにした。 これを基礎にワンピース型(展開型・密閉型)、ツーピース型(男女用)4種類のスタイルの休息服をデザインした。

また韓国的な服装を強調するものとしてキッ(襟)・コルム(結び紐)などを選択し、優雅な姿を生かした。 純白・五色・玉色・藍色・墨色など伝統色を使い、ハングル文字もデザイン要素として取り入れた。

服の素材も注目される。 韓紙の原料である梶(かじ)と綿繊維を半分ずつ混ぜてつくった‘韓紙繊維’を使用した。 耐久性・染色性・抗菌性が優れ、現在一部の下着に使われている韓紙繊維が、ファッション商品に本格的に結びつくことになる。

蔡教授は7日午後5時、ソウル三成洞(サムソンドン)ファッションセンターで‘韓スタイルファッションショー’を開催する。 蔡教授と同僚の研究員がデザインした休息服・ユニフォーム125点が登場する。 文化体育観光部・全州市(チョンジュシ)が後援する。



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