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科学衛星2号を打ち上げるロケット上段部の国産化成功



韓国航空宇宙研究院は12月、全羅南道高興(チョンラナムド・コフン)の羅老(ナロ)宇宙センターで打ち上げられる国内初の小型衛星ロケット(KSLV-Ⅰ)の上段部を国内の技術で開発したと3日、発表した。

これは2段式のロケットでできている。今回開発したものは2段目の上段部のキックモーターをはじめとする慣性航法装置(INS)・電子搭載・制御システムなどの重要部品がすべて純粋な国内技術で開発された。1段ロケットはロシアから運ばれる。この韓国型の衛星ロケットは総重量が最大140トン(推進剤130トン)、全長33メートル、直径3メートル、推進力170トンだ。宇宙上空約170キロまでは1段ロケットを使用し、その後1段ロケットと上段部を分離、2段キックモーターを使用し、科学技術衛星2号を予定軌道に乗せることになる。


今後、研究院は最終的な総合運用試験を行い、実際の発射状況を仮定して機能が正常に備わっているかを確認する。特に高度166キロ地点で科学技術衛星2号を保護するロケット保護幕が正しく開くか、衛星を予定軌道に載せるための2段キックモーターが正常に点火するのかを点検する。研究院側は「ロケット上段部の重要な構成部品を国内の力で設計製作し、宇宙ロケットの重要な技術を得ることができた」と明らかにした。



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