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巨人が本塁打爆風を起こし、開幕5連敗を食い止めた。
巨人は3日、東京ドームで行われた中日戦で6回まで1-5とリードされた。しかし7回に入って無気力だった打線が爆発した。7回2死一、二塁で高橋由が3ラン本塁打、続く亀井がソロ本塁打を打って5-5の同点とした。東京ドームいっぱいに歓声が響くと小笠原が右越逆転本塁打を放った。まさに“ミラクル”の3者連続本塁打。
巨人の選手たちは6-5と逆転勝ちをおさめ、グランドに並んで観衆席に向かってあいさつした。
この日も勝てなかったらピンチにたたされるところだった。前日まで73年球団史上初の開幕5連敗。一部のファンは原辰徳監督の謝罪と年間会員権の還給を要求した。
渡辺恒雄読売新聞会長も怒りを隠さなかった。渡辺会長は1日、中日戦敗北後「もう球場には見に来ない」と憤慨した。
昨年の冬、渡辺会長は原監督が望まなかったラミレス(年俸5億円)、クルーン(3億5000万円)、グライシンガー(2億5000万円)ら外国人助っ人を獲得。何としても日本シリーズ優勝旗を持って来いという命令だった。
加えて渡辺会長は先週「4~5年後、高橋由が監督になればいいだろう」と話した。33歳現役選手が次期監督として名指しされ、原監督は指揮力に致命傷を負った。新たに迎え入れた外国人選手3人は結果も期待に達することができず、チームワークを乱しているという声も聞こえている。
巨人はこの日、幸いにも打者たちの本塁打連発で連敗をストップさせた。しかし李承燁(イ・スンヨプ、32)は“本塁打ショー”に加われず、4打数1安打にとどまった。中日の李炳圭(イ・ビョンギュ、34)は3打数1安打を放った。
一方、ヤクルトの林昌勇(イム・チャンヨン、32)は横浜との試合で1イニング1被安打無失点で6-3と勝利をおさめ、今季2セーブ目をあげた。
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