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外国人旅行者、「医療観光」で大邱へ

中国・フィリピンなどからの検診・整形希望者相次ぐ

医療や美容を目的とした「メディカルツーリズム(医療観光)」が相次いでいる。整形などを希望する外国人旅行者が大邱(テグ)を訪れているのだ。大邱市は3月31日、中国・遼寧省瀋陽市の医療観光ツアーに参加した旅行者16人(女性14人)が大邱を訪問、二重まぶたの手術などを受けた後帰国する予定だと伝えた。

これは、今年2月、アルジェリアの記者団11人とフィリピンのLG電子・家電製品ディーラー40人が、同市・東山(トンサン)医療院で身体検査を受けた後、啓明(ケミョン)大・漢学村などを観光したことに続き3回目だ。それらは、大邱公平洞(コンピョンドン)のヨセプ整形外科で二重まぶた・豊胸術・脂肪吸引の手術を受けた。


市関係者によると、旅行者の大半が、中国で手術を受けたが副作用があり、大邱を訪れたケース。旅行者達は、瀋陽で不動産・建築業に携ったり、薬屋を経営している上流層とされる。同ツアーは瀋陽の旅行会社が企画したもので、旅行者らが大邱で使う手術費・宿泊料だけでも1億ウォン(約1000万円)を上回るという。

大邱市・医療観光担当のチョン・ドクス氏は「医療観光で大邱を訪れた旅行者らは、手術に大変満足している。旅行会社は今後も医療観光を続けるもようだ」と伝えた。チョン氏によると、今月下旬にはLG電子が招く英国記者団が、5月初旬にはルーマニア記者団がそれぞれ大邱入りし、歯科の診療などを受ける予定だ。

大邱市は競争力が認めらた分野の医療産業を活用し、海外からの観光客誘致を進めるとして、昨年12月、旅行会社9社を医療観光客誘致旅行会社に指定し、毛髪移植・身体検査・整形・歯科・皮膚科など30の病院・医院を参加機関に選定した。



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