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裁判の座席配置は“プライドの戦い”?



判事「被告人でない証人を見て裁判をするのか」
検事「検事がなぜ被告人と並んで座らなければならないのか」



裁判所と検察が「座席争い」を繰り広げている。


法廷で検事と被告人・弁護人がどこに座るかをめぐり論争を繰り広げているのだ。

今年1月から施行された新刑事訴訟法は、裁判長の立ち位置から見て右側に検事が、左側に被告人と弁護人が座り両者が互いに向かい合うように設定されている。裁判長の正面には証人が座る(図)。

しかし判事らの間では「米国のように判事の前に検事と弁護人、被告人が並んで座らなければならない」という指摘も出ている(図)。判事が両者の立場を公平に聞くためには裁判の当事者を正面から見るべきだというのだ。

先週末、ソウル中央地法刑事部判事62人が忠清北道水安堡(チュンチョンプクド・スアンボ)で行ったワークショップでも座席の配置が議題に挙がった。

このワークショップで一部の部長判事は現在の席配置により被告人に刑を宣告するときもぎこちないと話した。従来は被告人が裁判長の正面に座って判決文を朗読するのが自然だった。しかし現在は、斜め前にいる被告人に向けて宣告しなければならないため、不自然だというのだ。裁判長の正面に証人席があるのは不適切だという反応も出ている。

このような法廷の姿は米国や英国の法廷ともかなり異なっている。最近、若い世代を中心に人気が高い米国の法廷ドラマ「シャーク」や「ボストンリーガル」を見ると、裁判長の正面に検事と弁護士が並んで座っている。両者が裁判長と対話するように座り、意見を陳述できるように設定されている。

裁判所の関係者は「どの国も法廷内の座席配置まで特に明示してはいない」と述べ「法官の裁量に任せることを過度に立法化した側面がある」と指摘した。

これについて検察関係者は「米国は検察と被告人側が争い判事は見守る「当事者主義」なのに対し、韓国は判事が裁判を指揮する「職権主義」なので検事と被告人が並んで座るのは望ましくない」と反発した。

裁判所と検察のこのような「座席争い」を批判的に見守る者もいる。英米法に精通しているある弁護士は「検察の内心は判事から裁判を受けるような構図で被告人と共に座ることはこのましくないということ」だと。大義名分を掲げたのはいいものの結局は「自尊心の戦い」だという話だ。



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