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巨人の李承燁(イ・スンヨプ、32、写真右)のバットが空を切った。
ヤクルト林昌勇(イム・チャンヨン、32、左)は、李承燁と目を合わせないというように後ろを向いた。古くからの友にシーズン初の三振をとられた李承燁は、唇をかんでダッグアウトに下がった。
林昌勇が28日、東京神宮球場で行われた巨人との開幕戦で印象的なデビューを飾った。林は 3、4、5番打者を相手に1回を完璧に投げた。
6-2とリードした8回表に登板した林は、最初の打者小笠原をボールカウント2-3から左翼手フライを打ち取った。続いて登場した李承燁に対し、真ん中にストレートを投げた。2球目内角変化球もストライク。3球目はボール。そして林は150キロの内角ストレートで空振り三振にしとめた。5番ラミレスも三塁手直線打で林は任務をまっとうした。
林昌勇は「李承燁に投げた初球は失投だったが、打たずに流してくれたようだ。打者は3打数 1安打しか打たなくても勝つのだ。私が李承燁に勝ったとはまだ思っていない」と話した。李承燁は4打数無安打と元気がなかった。
一方、中日の李炳圭(イ・ビョンギュ)は、広島戦で2安打を放った。
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