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「都市デザイン」全国に拡散

「都市デザイン」の動きが全国に広がっている。ソウル市は、今年9月に完成する「デザイン・ソウル通り」(10区域)に続き、来年9月まで追加で造成する通り20区域を24日に選定、発表した。

三清洞通り(サムチョンドン、鍾路区)、往十里通り(城東区)、退渓路(テゲロ、中区)など20区域に894億ウォン(約91億円)を注入し再整備する、としている。「デザイン通り」では、歩道・ガードレール・緑地帯・電柱・公衆電話など公共施設およそ90種類のデザインが統合的に管理される。

全羅北道全州市(チョンラブクド・チョンジュシ)も、都市の線と色を整える「アートポリス(芸術都市)」事業を行なう。「千年伝統の都市」というイメージを盛り込んだ公共デザインを開発し、ベンチ・街灯・歩道など公共施設に適用する、という計画だ。


5の地域別の特性を生かしたスカイライン改善事業も準備中だ。蔚山市南区(ウルサンシ・ナムグ)は「新築ビルの場合、20~30年後の先端都心の姿に似合ってこそ許す」とし、6項目からなる新築ビル・デザインのガイドラインを発表した。同じ形の新築ビルを制限し、看板を整えるために、ビルの高さを付近のビルと一致させることを義務付けるということだ。

江原道春川市(カンウォンド・チュンチョンシ)は来年末まで、道庁~サムチョン洞区間にまたがっている国楽芸術会館周辺(3.75キロ)道路を「光と水」というテーマのもと再整備することを決め、道庁~中央交差点区間のデザインを江原大学に依頼した。

また、東海(トンへ、日本名・日本海)と原州・江陵・束草(ウォンジュ・カンヌン・ソクチョ)の各市にも都市デザインを担当する課を新設し、看板・街路樹の整備や、電柱を撤廃し電線を地中化する工事を進めるいっぽう、長期的な都市デザイン計画作りに乗り出す。

宋河珍(ソン・ハジン)全州市長は「デザインが都市の競争力を左右するほど重要になっている」とし「伝統文化のおもむきに、現代的感覚のデザインを加味し、全国一の美しい線と色の都市にする考え」と述べた。



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