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車泥棒が最も欲しがる「ニューポーター」

盗難被害1~7位は貨物車・乗合車

東南アジアへの輸出で「人気」




車泥棒が最も欲しがる車はどれだろうか。高級車や外車と思われがちだが、実際には現代(ヒョンデ)自動車の小型トラック「ニューポーター」だった。保険開発院が06年度(06年4月から07年3月まで)の1年間に発生した自動車盗難保険金支払い事例1667件を調べて分かったもの。

盗難被害が最も多い自動車の1~7位が貨物車と乗合車で、自営業に多く使われる車の盗難が最も多い。「ニューポーター」が155件で最も多く、次いで▽「スターレックス」108件▽「フロンティア」73件▽「ポーターⅡ」69件▽「ニューグレース」51件など。

登録車両台数に占める貨物車・乗合車の割合は27%だが、盗難車両のうちこれらの車の割合は半分(49%)にのぼった。保険開発院は「韓国産の中古貨物車・乗合車が東南アジアなどで人気であるうえ、乗用車より盗難防止装置(イモビライザー)が不十分なことから、盗難が多かったようだ」と説明。

実際盗難事故の58%が、中国・東南アジアに密輸出される西海(ソヘ、黄海)港に近い首都圏で起きている。忠清(チュンチョン)地域まで含ませると73%にのぼる。その次には、ポーツタイプ多目的車(SUV)の盗難が多かった。「ニューレックスターン」、「ソレント」、「サンタフェ」が8~10位。

だが、これら車両は盗難防止装置が強化された後、盗難件数が前年より減った。トップ10には入っていないが、乗用車の中で最も盗難被害が多い車は「エクウス」(ニューエクウス含む)だった。



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