安養(アニャン)小学生殺害事件のチョン容疑者の犯行に対する現場検証が22日午後、京畿道始興(キョンギド・シフン)の君子(クンジャ)川で行われた。チョン容疑者はこの日、半地下の自宅で2人の子供に性的嫌がらせをしたあと、窒息死させ、遺体を解体・遺棄したという供述の通りに、その過程を3時間20分かけて再現した。一部市民はチョン容疑者に生卵を投げつけて怒りをあらわにした。(安養=チャ・スンシク記者) |
「4年前の軍浦女性失踪事件も自分が関与」
安養小学生誘拐・殺害事件は、チョン容疑者(39)がペドフィリア(異性小児を性交の対象にしようとするもの)のために及んだ犯罪という警察の暫定的な捜査結果が出された。
京畿警察庁捜査本部は22日、「チョン容疑者が幻覚状態で2人の子供に性的嫌がらせをし、2人の子供が(性的嫌がらせの事実を)家族に言うと思い、鼻と口をふさいで殺害したと自白した」と明らかにした。
捜査本部関係者は「チョン容疑者が事件当日の昨年12月25日、焼酎2本を飲みボンドを吸ってもうろうとした状態で、午後6時ごろタバコを買いに行った。イ・ヘジンちゃん(11)とウ・イェスルちゃん(9)に会い、脅して家に連れてきたと話した」とし「今回の供述は情況から真実に近いと思われる」と述べた。
チョン容疑者は「子供たちの肩を触ると反抗したので、路地の塀に押しつけて殺した」と陳述してきた。警察はチョン容疑者が「04年に発生した軍浦(クンポ)40代女性の失踪事件も自分がやった」と明らかにしたため、真相を調べている。
捜査本部は「チョン容疑者が04年7月、軍浦市衿井洞(クムジョンドン)で失踪した当時44歳の女性を衿井洞のモーテルで殺害した後、遺体を海に投げ捨てたと話した」と明らかにした。
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