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ソウル明洞(ミョンドン)の旧中国大使館跡に24階建ての新しい大使館ビルが建設される計画だ。 新しいビルは中国風にデザインされる。
ソウル市は19日の都市建築共同委員会で、中国大使館側が出した建物新築計画を通過させたと20日、明らかにした。
計画によると、高さ90メートルの24階建てと10階建ての2棟が並び、24階建てビルは地下および1・2階を除いた全体が専用面積89-115平方メートルの職員宿舎(52世帯)となる。 10階建てビルは事務室として使用される。
中国大使館の新しいビルは延べ面積1万7199平方メートルと、国内の外国公館では最も広くなる。 現在はロシア大使館(1万2012平方メートル)が最も広い。
ソウル市の内部では、ソウルの真ん中に位置する明洞に中国風の高層ビルが建設されることに対し、賛否両論があった。 しかし周囲に中国商店が密集しているうえ、外国公館である点を勘案し、中国風ビルの建設を認める方向で結論を出した。
中国大使館側は02年、‘建物が古く空間が狭い’という理由でソウル孝子洞(ヒョジャドン)に大使館を移した。 新しいビルは、建築許可手続きを踏んだ後、今年末または来年初めに工事に入り、2012年ごろ完工する予定という。
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