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キム・ヨナインタビュー「あきらめようかとも思ったが…」



「あきらめようかとも思いましたが、無心になったのがかえってよかったようです」--。

競技後、キム・ヨナは笑顔で共同取材エリアに入った。メダルを取れるのかとフリー最後の出場者中野友加里(日本)の点数が出るのを待った彼女は、銅メダルが確定すると飛び上がって喜んだ。


キム・ヨナは「期待しないで来ましたが、ショートプログラムの結果が良くなかったのでもうあきらめてしまおうかとも思いました。でも何も望まなくなったからか、かえって良い結果が出たようです」とし「悪いコンディションでもやれたということと、結果にこだわらずに負担を振り払うことが重要だということがわかりました」と感想を述べた。

キム・ヨナは2年も苦しんだ負傷にうんざりしたというように「負傷がないと油断したら負傷した。来季には、休むときは休んで、痛みが来れば治療を早めにしたい」と負傷に対する解決策も提示した。

安藤美姫(21、日本)が負傷で競技中、棄権したと伝わると、自分も負傷中だから他人事に感じられなかったのか「本当なの?」と残念そうな表情もみせた。

彼女は大会が終わった直後、「終わった、大変だった、惜しかった」と心情を表現し「ヨーロッパの審判判定に少し残念に思う点はあったが、私にだけそのように点数をつけたわけではないから仕方のないこと」と付け加えた。

キム・ヨナは23日、エキシビションを終えた後、25日、韓国に帰国して5月の末ごろまで治療を行い、再びカナダに戻る。カナダでは来季のために新しいプログラムを立てる計画だ。



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