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<フィギュア世界選手権>キム・ヨナ3位、優勝は浅田真央



“フィギュアの妖精”ことキム・ヨナ(18、軍浦スリ高)が、世界選手権で2年連続3位に終わった。

20日未明(日本時間)スウェーデンイエーテボリで行われた2008国際スケート連盟(ISU)世界フィギュア選手権大会女子フリーでキム・ヨナは技術点64.82点、構成点58.56点を獲得し、前日のショートプログラムの得点と合わせて183.23点となり3位に終わった。


フリーで大会最高得点を獲得したキム・ヨナは、しかし前日のショートプログラムでの点が低く、優勝には及ばなかった。

前日と近い色相の衣装で挑んだキム・ヨナは、前日のミスを返上するため、最初にトリプルフリップ-トリプルトウループ(連続3回転ジャンプ)をきれいに成功させ、自信あふれる演技を見せた。また、ダブルアクセルもきれいに飛んで滑りだしも順調だった。

ミュージカル『ミスサイゴン』の主題歌に合わせて美しい律動を披露したキム・ヨナは、スピンに続いてトリプルルッツとダブルトウループ-ダブルループにつながる連続ジャンプを、これもきれいにこなして安定した強さを見せた。

約5分にわたる緊張した演技。ステップ-ジャンプ-スピン-シークエンス-ルッツなど、すべての部分で完璧だったキム・ヨナは、自分の演技に満足したように明るい笑みとともに観衆に手を振った。特有の高くて美しいジャンプをすべて成功させたキム・ヨナは、技術点で高い点数を獲得したが、合計点で及ばなかった。しかし、今季最後の大会で股関節負傷したにもかかわらず、良い成績を出せたことに自ら満足するように、キム・ヨナは点数を確認してうなずいていた。

キム・ヨナの同い年のライバルでもある日本の浅田真央は、フリーの最初のジャンプであるトリプルアクセルを始めようとする動きを見せた際に転倒した。しかしすぐ自分の演技に集中し、演技をすべて終えた浅田真央は減点1点を含み、技術点61.89点、構成点で60.57点、合計185.56点で優勝した。

昨季大会チャンピオンである安藤美姫(日本)は左足肉離れで競技中に棄権した。ジャンプをした際に痛みを感じたのか、結局フリー演技を棄権し、演技を最後までできずにリンクを降りた。

前日、自己最高記録を塗り替えてショートプログラムで1位を獲得したカロリーナ・コストナー(21、イタリア)は技術点61.88点、構成点58.52点を獲得、ショートプログラムの点を合わせて184.68点で2位となった。



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