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現代(ヒョンデ)自動車がプレミアムセダン「ジェネシス」の米国市販を控え、攻撃的なマーケティングを準備している。
「ジェネシス」の米国内広告マーケティングを担当するグローバル広告代理業者イニシアチブのニック・ブライアン社長(46)は13日、「ジェネシスのマーケティング戦略の核心は新聞・放送のような伝統メディアのほか、ポータルやインターネットのようなデジタルメディアを積極的に活用すること」と強調した。
自動車同好会などマニア層を通した‘口コミ’マーケティングも活発に行う予定だ。具体的な内容は「営業秘密」という。
ブライアン社長は「米国消費者にとって現代車のイメージは相変わらず‘価格にしては良い車’というレベルにとどまっている」として「ジェネシスが現代車のイメージを変えるきっかけになるだろう」と期待を表した。
このためブライアン社長は従来のマーケティング技法をアップグレードした新しい戦略を立てている。
「消費者に一方的に製品情報を与えながら購買を誘導する時代は終わった。製造業者が製品で消費者とコミュニケーションをとりながら認知度を高めていかなければならない」。
ブライアン社長は9日、ジェネシスマーケティング戦略を協議するため、4泊5日の日程で訪韓した。
イニシアチブは先月、競合他社を抑えて現代車の米国広告マーケティング契約を獲得した。ブライアン氏は「世界主要企業がマーケティング戦略を講じる際、韓国市場・企業をよく参考にする」と語った。
「三星・LGなどの世界的な大企業があり、情報技術(IT)強国であるため、デジタルマーケティングのモデルになる」ということだ。
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