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「価格維持」 1000ウォンショップの考え…①

◇価格に製品を合わせる「ダイソー産業」

‘1000ウォンショップ’で有名な「ダイソー産業」の商品開発チームのパク・ジョンフン次長。パク次長は霧吹きの生産業者とミーティングを行った。

会社関係者「最近は原材料が高騰し、今の価格では厳しい」


パク次長「では、外観のデザインを単純化するのはどうでしょうか」

会社関係者「どうしろということなのか…」

パク次長「コストのあまりかからない不透明のプラスチックで本体を作りましょう。発注量を2万個から3万個に増やし、採算を合わせてみます」

最近は、1000ウォン(約100円)ではコンビニで飲み物も買えない。ところが11年前からプラスチック収納カゴとAA乾電池(4個)、陶磁器マグカップ、ワイングラスを1000ウォンで売っている店がある。

「ダイソー産業」が運営する‘1000ウォンショップ ダイソー’だ。それがどうして可能なのだろうか。

1000ウォンショップの売りは‘PL(プライベートレーベル)’。流通業者が商品を企画し、製造業者に製造を任せ、流通業社のラベルを付けて消費者に売る新流通革命戦略だ。最近ほとんどの流通業者が行っている。

しかし、ダイソー産業は少し異なる。生産原価よりも目標価格を先に設定する。もし生産原価が目標価格を超えれば、商品デザインや機能を単純化し、原価を低くする。それでも商品の価格を合わせるのが難しければ、商品発注量を増やして原価を調節する。

パク・ジョンフン次長は「薄利多売の原則を利用してコストを削るものの、製品の耐久性と安全性の原則は徹底的に守る」と強調した。

また、製品包装もデザインから発注まで直接行う。会社には包装デザイナーが24人もいる。

パク・ジョンブ代表は「1000ウォンの商品だと適当に包装していたのでは消費者が見向きもしない」と語った。

▶ 「価格維持」 1000ウォンショップの考え…②



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