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韓国最初の化粧品「朴家粉」も‘コピー商品’のため頭を悩せていたということを知っているだろうか。 漢字の一文字を変えた「村家粉」がその模造品。 1916年に反物屋のパク・スンジク商店(斗山グループの母胎)から出た「朴家粉」がどれほど人気だったかを改めて実感させられる。
鮮文(ソンムン)大学視覚デザイン学科の朴岩鍾(パク・アムジョン)教授(52)が14日にオープンする「近現代デザイン博物館」には、この2つの商品を比較する面白さがある。 牡丹の花紋がきめこまかくデザインされ、紙箱や商標デザインも似ているため、よく見ないと違いに気づかない。
「知人が『朴家粉』を持っていたので、何度も説得してようやく手に入れた。 しかし同じようなものがインターネット競売サイトに出ていたので、すぐに買った。 実際に受け取ってみると『村家粉』だった。 おそらく韓国最初の模造品ではないかと思う」
これは氷山の一角だ。 弘益(ホンイク)大付近にオープンするこの博物館には、韓国のデザインの過去と現在、未来を合わせた1600点余りの展示品が観覧者を待っている。 すべて朴教授が20年前から自費で集めてきた収集品だ。 韓国最初の真空管ラジオから漫画雑誌「宝島」創刊号、大韓帝国の皇室の写真など、さまざまだ。
開館を記念して、女性モデルが登場した20-40年代の商業広告ポスター20点を選び、4月18日まで「春風に乗ってきた女性の香り」と題した特別展示を開く。
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