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‘済州マグロ’また満船…喜ぶ美食家…②

50万ウォンに落札された50キロのマグロ2匹はソウル鷺梁津(ノリャンジン)水産市場へ行き、また競りにかけられることが確認された。

このマグロをソウルに配達した流通業者のキムさん(56)は「購入した人が‘魚が傷んでいる’と言って不満を表した」とし「あまりにも大きいので、包装して運搬する過程で新鮮度が落ちるしかない」と説明した。

キムさんは「30キロを超えるものは氷と一緒に入る容器がなく、木などで特別に作って使っている」とし「貨物車はソウルまで貸し切りとなるため、一緒に運ぶ他の魚がなければ配達は難しい」と語った。 釜山からソウルまでの貨物車費用は50万ウォン(約6万円)という。


日本輸出業者も包装・運送過程で苦労したという。国内で市販されているスチロールには10キロを超える魚が入る容器はなく、大きな魚はスチロール2、3個をつなげて使用する。 したがって、きちんと積めば20トンまで積める冷蔵コンテナにも、実際には3トン程度しか積めない。だからといってコンテナ賃貸料を割り引いてくれるわけではない。

日本にマグロを輸出しているハンウン水産のチャン・インファン社長は「20年前からマグロの輸出をほぼ独占しているような状態だが、最近は漁獲量が増え、後発企業も出てきている」とし「マグロは高価であるうえ、鮮度の維持が難しいため、慎重に扱わないと損失が出る」と語った。

▶ ‘済州マグロ’また満船…喜ぶ美食家…①







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