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韓国人男性の喫煙率はOECD加盟国で2位、女性は最下位

経済協力開発機構(OECD)加盟諸国のうち、韓国人の喫煙率は、男性が2位、女性が最下位だった。

OECDは1980年代半ばから毎年、各国の保健医療関連の統計をまとめた「OECD健康白書」を発表している。「OECD健康白書 2007」(OECD Health Data 2007)によると、韓国の喫煙人口比率は2000年30%から、07年25.3%に減った。

だが、OECDの平均に比べると依然として高い。喫煙人口比率が最も高いギリシャは、むしろ喫煙人口が増えた。2000年35%から39%に増加した。韓国は、喫煙人口の男女間の格差が最も大きい国だ。05年現在、15歳以上の成人男性の46.6%、女性の4.6%が毎日タバコを吸っている。


男性の喫煙人口比率だけで見てみると、OECD加盟諸国のうちトルコ(51.1%)につぐ第2位だ。97年には、韓国人男性の喫煙率が68%に報告されたが、8年ぶりに19%近く減った。韓国の次には、ギリシャ(46.0%)と日本(45.8%)の順に、男性の喫煙人口比率が高い。

OECDの平均は、男性29.8%、女性19.3%。それだけ韓国では、依然女性の喫煙に対する認識が保守的、ということにもなる。OECD諸国のうち韓国人女性の喫煙率は4.6%で最も低い。

世界保健機関(WHO)によると、世界で最も喫煙人口が少ない国、つまり禁煙先進国はスウェーデンだ。15歳以上の成人のうち15.9%だけがタバコを吸う。OECDの平均(24.35)を大きく下回る。その次は、米国(16.9%)、ポルトガル(17.0%)、カナダ(17.3%)、豪州(17.7%)などの順。

それなら、喫煙人口が最も多い国はどこだろうか。正答はギリシャ。15歳以上の成人のうち38.6%がタバコを吸う。OECD諸国では、2000年に比べ喫煙人口が3%近く減っている。最も大幅に減った国はベルギー。2000年31%から07年20%へと、約9%減少した。



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