中学・高校の年間の授業日数は２００－２１０日。欠席日数を７０日以下に抑えれば卒業が可能だ。

企画会社が主に利用するのは早退３回が欠席１回として処理される規定だ。毎日登校はするが、早退をすれば日数は満たすことができる。このためにハイティーンスターたちは、午前に顔だけ見せて早退し、外で待つマネジャーの車に乗って消えてしまっても、結局は卒業証書を受けられる。


また最近、学校長の裁量で“現場学習”と“公欠”（公式欠席）が認められ、授業に出席しないで卒業証書をもらえる道は広がった。


しかし学校側がこれ以上芸能活動を理由とする早退と欠席を容認しない場合、‘転校’という手段を使う。

ソウル江南（カンナム）の有名中学・高校は芸能人と芸能人志望生が多いことで有名だったが、他の保護者の問題提起が絶えず、学校側の容認が難しくなったことから、彼らは出欠管理が比較的あまい学校に移動し始めた。一時、外国人学校が人気を集めたこともあったが、上級学校に進学する場合、学歴が認められないため、人気は衰退した。

あるグループの所属事務所の関係者は「授業を休んでも問題がない学校に子供を転校させることもマネジメントの重要な業務」とし「自主退学も勧めたが、親が反対した。親は子供を大学に進学させたがっているうえ、活動履歴も特例入学に必要だという理由で、無理してでも活動させるようになる。放送局も子供のスケジュールを調整してくれないことが多く、学業と芸能活動の両立には困難がある」と語った。

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