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国の資金20億投入された国家地図はミスだらけ

大韓民国国家地図帳22ページの東海線鉄道は2005年12月、軍事境界線以南である江原道高城郡県内面猪津(カンウォンド・コソングン・ヒョンネミョン・チェジン)まで復旧されたにもかかわらず、軍事境界線以北である温井里(オンジョンリ)まで開通したと表記している。



国土海洋部国土地理情報院(院長ソン・ボンギュン)が作った大韓民国国家地図帳(以下地図帳)から問題が多く指摘されている。後に添付された正誤表にもミスがあちこちにあることがわかった。また手にして3日でページが落ちるなど製本も甘かった。

領土境界を時代順に表示した地図帳6ページでは古朝鮮が抜けたまま5世紀の三国時代から登場する。地図を見れば韓国史は1600年にしかならない国のようだ。小・中・高校社会科地図がすべて古朝鮮から始まっているのとは対照的だ。


国境線を過って表記し、無欠な領土を外国領と記した所もある。2ページ「大韓民国領上地図」は韓半島最西端である鴨緑江河口緋緞島一帯を中国領と表記した部分が発見されたのに続き、14ページ白頭山の地図では国境線を引き間違って鴨緑江辺一部の領土を中国領にしている。

鉄道の場合、開通した路線は未開通、未開通路線は開通と表記した。21ページのソウルの地図を見ると京義線鉄道復旧区間では一部の駅(ソンハ駅、パンムン駅)が抜けている。江陵地図で南北が2005年12月、江原道高城郡まで復旧した東海線鉄道は溫井里で切れている。地名が間違っている所もある。

地図帳は2年間19億6300万ウォンの予算をかけて韓国語・英語版各1500部ずつ3000部が製作された。1部当たりの製作コストだけで60万ウォンを超える。地図帳は5日現在、ハングル版650部、海外に英語版700部が配布されている。 





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