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<サッカー>W杯予選の南北‘平壌対決’なくなる…26日上海で開催

2010南アフリカ・ワールドカップ (W杯)アジア3次予選の南北(韓国・北朝鮮)平壌(ピョンヤン)試合が第3国に場所を移して行われることになった。

大韓サッカー協会は7日、「国際サッカー連盟(FIFA)の仲裁で、26日に平壌で開催される予定だった南北サッカー試合が中国・上海で行われることになった」と発表した。

6月22日に予定された南北サッカー第2戦は予定通りソウルで行われる。


問題となっていた国旗掲揚と国歌演奏、応援団の問題は、FIAの規定に従うことにした。

これを受け、競技場にはFIFAフェアプレー旗とともに韓国と北朝鮮の国旗が掲揚され、試合前には韓国と北朝鮮の国歌が演奏される。

応援団と取材陣の規模、応援方式なども、2月に中国・重慶で開催された東アジア大会と同じように制限を設けない見通しだ。

試合時間および競技場は今後の協議で決定される。

北側は2月5日の初めての実務会談で、南側に対し「太極旗(テグッキ、韓国の国旗)の代わりに朝鮮半島旗を、愛国歌(韓国の国歌)の代わりにアリランを使用し、南側の応援団は認めない」という立場を明らかにした。

北側は先月26日の2回目の実務会談でも従来の立場を変えず、大韓サッカー協会は先月27日、FIFAに仲裁を要請した。

FIFAは双方のサッカー協会の立場を調整して仲裁案をまとめ、7日に通知した。

FIFAは「規定は守るべき」という南側の主張と「平壌での国旗・国歌は認めない」という北側の立場に接点がないため、第3国での開催に合意点を見いだした。

北側は国境から近くホームの雰囲気を出せる中国・瀋陽を希望したが、南側は海外組の合流問題などを考慮して上海を主張し、これを貫徹させた。

大韓サッカー協会は「平壌開催を望んだ国民には申し訳ない結果となったが、国旗・国歌問題に対する国民と協会の共通の希望が実現してよかった」とし「残りの期間、最善を尽くして試合の準備をしていく」と明らかにした。

サッカー代表チームの許丁茂(ホ・ジョンム)監督は「平壌で試合ができないのは残念。しかし人工芝(金日成競技場)の負担はなくなった」と語った。



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