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韓国野球代表チームの金卿文(キム・キョンムン) 監督は7日、2008北京オリンピック(五輪)最終予選の初戦・南アフリカ戦の直前、「自力本戦進出が目標」と強調した。 カットライン(5勝2敗)ではなく安定圏(7勝または6勝1敗)を狙うということだ。 続いて「ブルペン陣の負担を減らすため、戦力が劣るチームとの試合はコールドゲームで勝ちたい」と語った。
しかし期待とは違い、スタートから楽勝とはいかなかった。台湾・台中のインターコンチネンタル球場で行われた開幕戦で、韓国は攻撃がかみ合わず、9イニングを満たして5-0で勝った。 安打は12本を記録したが、残塁も11にのぼった。
実戦感覚をつかむためベストメンバーが組まれた。 しかし打者は球速140キロにもならない南アフリカの投手にタイミングが合わなかった。
李承燁(イ・スンヨプ)-金東柱(キム・ドンジュ)-李大浩(イ・デホ)とつながる中心打線は6安打(二塁打4本)3打点をマークしたが、期待されたほどの迫力は見られなかった。
1回一死三塁で右中間に決勝二塁打を放った李承燁は、残りの4打席を凡打で終えた。 金東柱は2本の二塁打を放ったが、空振り三振も2つあった。 この日、最多の3安打(5打数)を記録した李大浩も、最初の打席では空振り三振を喫した。
これに対し、マウンドはレベルの違いを見せつけた。 先発の孫敏漢(ソン・ミンハン、6イニング)と状態チェックのため中継ぎで登板した金善宇(キム・ソンウ、2イニング)は8回まで1安打1四球と、南アフリカ打線をほぼ完璧に封じた。 9回に登板したウ・キュミンが2本目の安打を許すまで、1回二死から22人の打者を凡打で処理した。 打線が集中力を取り戻すまでは投手陣が踏ん張るしかないようだ。
韓国は8日にオーストラリア戦、9日にメキシコ戦と、強豪との対戦が続く。
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