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ハン・チェヨン、松葉杖で公演乗り切る



演劇「未熟な人々」(演出チャン・ジン)の公演直前、不意の事故で足首を負傷したハン・チェヨンが、約2カ月間、松葉杖をついて演技し、拍手喝采を浴びている。

補助席までが用意されるほどの人気のため、公演は3月16日まで2週間延長され、ハン・チェヨンが出演する公演チケットは毎回完売となっている。


ハン・チェヨンは昨年12月19日から、ソウル東崇洞(トンスンドン)のトンスンアートセンターの舞台に立っている。

本来9日が公演開始日だったが、7日に足首に大けがを負った。公演の取り消しも考えたが、松葉杖をつく設定に台本を修正し、舞台に立った。

ハン・チェヨンは2カ月以上、松葉杖のまま1回およそ1時間40分の公演を全身で演じている。

公演は2チームで運営され、ハン・チェヨンが26日まで25回出演した。初の演劇出演であるうえ、足首までも負傷し、所属会社測も当初、無事に公演が進むかどうか半信半疑だった。

しかし、これは杞憂にすぎなかった。

ハン・チェヨンは「最初は震えて全身に鳥肌が立った。トイレにもよく行った。でもみんなが温かく守ってくれるので今は幸せに思っている」と語った。





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