李明博大統領が25日、青瓦台での首脳会談に先立って福田康夫日本首相と握手している(左)。 |
福田日本首相は「意味のある最初のお客さま」
25日、公式就任した李明博(イ・ミョンバク)大統領はこの日午後、祝賀使節団として訪韓した外賓との面談で息をつくひまがなかった。大統領就任式の昼食会直後に行われた韓日首脳会談を皮切りにトップ外賓との面談が息忙しく続いた。
福田康夫日本首相との会談では李大統領が「初のお客様が到着し、非常に意味がある」と歓迎した。福田首相は「最初の客として迎えてくれて感謝する」とし「日本に対する李大統領の気持ちの表れだと思う」と肯定的に回答した。
李東官(イ・ドングァン)青瓦台スポークスマンは「福田首相の訪韓に先立ち、23日、日本の天皇が在韓日本大使館を通じて就任祝賀のメッセージを送ってきた」とし「天皇の祝賀メッセージは16代盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領就任式のときにはなかった非常に異例的なこと」だと説明した。
李大統領は引き続き、唐家セン中国外務担当国務委員とビクトル・ズブコフロシア首相、コンドリーザ・ライス米国国務長官と相次いで接見するなど、4強外交を行った。
唐国務委員は「胡錦涛主席のお祝いの言葉を伝える。閣下は今日、重要な演説をして深い印象を与えた」と評価した。
唐委員はまた、まだ発刊されていない李大統領の中国語版自敍伝『経営の未来』をプレゼントした。この本は『神話はない』と『全身でぶつかれ』など、李大統領自敍伝の内容をもとに再編したものだ。
李大統領はその後、コンドリーザ・ライス長官と会い、4月中旬の訪米と北核問題など懸案に対して意見を交わした。この席で李大統領は「韓米関係は良くなければならないのが当たり前なのに、これまで不足な点があった」とし「韓米関係が良ければ、南北関係にも良い影響を与える」と述べた。ライス長官は「全面的に共感する」と、肯定的に回答した。
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