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墜落直前「まだ雲の中…」竜門山ヘリ録音資料分析

京畿道揚平郡竜門山(キョンギド・ヤンピョングン・ヨンムンサン)で20日に墜落したUH-1Hヘリは、濃い霧をすり抜けて飛ぶ途中、事故に遭ったことが確認された。

陸軍関係者は21日「陸軍合同調査本部航空機調査委員会が、墜落したUH-1Hの録音テープを回収して分析した結果、操縦士たちが緊迫した声で『まだ雲の中を通っている。高度3000フィート…』という対話を交わした。これらが竜門山で急に濃い霧にぶつかると急に脱出しようとしていた過程で墜落したとみられる」と明らかにした。操縦士シン・ギヨン准尉は、墜落当時、竜門山隣近の気象状態を把握することができないまま竜門山の方へ機首を回して飛行していたものとわかった。

陸軍によるとシン准尉は20日午前0時55分、国軍首都病院を離陸する際「離陸する」という短い報告しかしておらず、気象に対する問い合わせはなかったというのだ。事故ヘリは国軍首都病院を離陸してから15分で竜門山に墜落した。調査委員会は、事故ヘリが安全な6番と44番国道に沿って飛ばずに竜門山の方に行った理由について調査している。軍の当局者は「操縦士が時間を縮めるために竜門山の上を越えてまっすぐに江原道洪川郡鉄挺病院へ行こうとしたものと推定される」と伝えた。






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