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女性テコンドー連盟のイム・シンジャ専務(44)。イム専務は20日、4年間にわたる講師生活のすえ、慶煕(キョンヒ)大・テコンドー学科の教授に任用された。
理論と実戦を兼備するうえ、流ちょうな外国語の実力を認められた。同氏は、上仁川商人(サンインチョン)女子中学校2年の時に、初めて代表選手に抜てきされた。最年少だった。同氏は、瞬発力とスピードのある「蹴り(バルチャギ)」で、79年に世界選手権・フィン級を制覇した。
83年に慶煕大テコンドー学科の第1期に入学した同氏は、85年に同大会のバンタム級で優勝した。女子選手の2回連続優勝は初めてだった。87年に引退した同氏は、91年、五輪代表チームのコーチを経て、94年に作られた仁川市庁チームの監督を務め、初のテコンドー女性監督の時代を開いた。
また、03年には、保守性の強い大韓テコンドー協会の理事にも選ばれた。最年少であり、「女性初」、そして選手出身としても初めてだった。21日から慶煕大・新任教授のオリエンテーションに臨んでいる同氏は「テコンドーの精神を弟子に伝え、社会で必ず必要とされる人に養成したい」と抱負を語った。
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