|
ノ・ホンチョルさん(29、写真)が精神異常者に暴行を受け、入院治療を受けているが、20日これを伝えたSBS『生放送テレビ芸能』が、加害者の顔をそのまま映し出したことから問題となった。
この日午後8時50分から放送された『生放送テレビ芸能』は前日発生したノさんの事件を報道したが、その際、加害者の顔をそのまま公開し、少し遅れてモザイク処理をした。
このため視聴者たちはインターネット掲示板を通じて激しく非難した。「それはあってはならない」「人を殺してもニュースに顔は出ない」と指摘した。また視聴者は謝罪なしに放送を終えたことも非難した。
これに対し製作陣は午後10時25分ごろ「公式謝罪文」として掲載「コンピューター作業上のミスだった。深くお詫びする」と述べた。
一方、ソウル江南警察署はノさんを暴行した疑いでキム某容疑者(27)を書類送検した。キム容疑者は19日午後8時頃狎鴎亭洞のノさんのアパートの外で待ち、帰宅するノさんを拳と足で何回も殴った疑いだ。ノさんは左耳を3センチほど切るなど全治3週間の診断を受けたが「加害者の処罰を願わない」と話している。
警察の調査結果、普段から精神分裂症状を見せて来たキム容疑者が、テレビを見てノさんが自分の親に危害を加えていると思い込み、犯行に及んだことを明らかにした。
この記事を読んで…