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ロッキードマーティン「販売交渉中」
ロッキード・マーティン社のジョージ・スタンリー副社長は「現在日本、韓国、オーストラリア、シンガポールなどアジア・太平洋諸国とF-35戦闘機販売交渉を進行中だ」と述べたとアジアウォールストリートジャーナル(AWSJ)が20日、報道した。
シンガポールエアショーに参加中のスタンリー副社長はこの日「この地域には450~550台程度を売るのが適当だ」という見解を明らかにした。
F-35は、最近韓国空軍が主力戦闘機として導入したF-15Kなど既存の戦闘機と違い、ステルス(stealth)機能を取り揃えた“第5世代戦闘機”だ。1機当たりの価格は430億(約49億円)~600億ウォン(2002年基準)で同じ 5世代戦闘機であるF-22ラプターの半分程度だ。
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F-35は空軍だけではなく、海軍・海兵隊などでも使うように製作された多目的戦闘機だ。空軍用である基本形(CTOL)を中心に海兵隊用(STOVL)、海軍用(CV)など3モデルがある。韓国空軍も2012年以後F-35のような5世代戦闘機を導入するものとみられる。
◇F-35長所は=敵のレーダーにつかまらないステルス機能が最大の強みだ。飛行速度はF-22ラプターより遅いが、相対的に小さな機体のおかげで銃弾に当たる確率がかなり低くなる。垂直離着陸も可能だ。性能に比べて価格も安く、維持費用もあまりかからない。
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