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盧大統領-李明博氏「韓米FTA早期処理に共感」

盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と李明博(イ・ミョンバク)次期大統領は18日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で非公開で会い、韓国と米国の自由貿易協定(FTA)批准案を現政権の任期内に処理する必要性に共感を示し、協力することで一致した。双方のスポークスマンが伝えた。

朱豪英(チュ・ホヨン)次期大統領スポークスマンは「国政の全般にわたり虚心胆慨に意見を交わした」とし「とりわけ、韓米FTA批准問題について、李次期大統領が『盧大統領の任期内に処理するのが良さそうだ』と希望し、盧大統領も共感を示した」と話した。

千皓宣(チョン・ホソン)青瓦台スポークスマンも「韓米FTA、米国産牛肉の輸入問題、政府組織改編案などが話題になった」とし「気楽に意見を交わす場だったので協議や合意はなかったが、韓米FTAを参加政府(現政府)で批准する必要性に共感し、協力することに一致した」と紹介。


朱スポークスマンは、政府組織改編案に関連「統合民主党が存続を求めている海洋水産部については、盧大統領が『物流の側面から考えれば統合が正しいようだ』という見方を示した」と伝えた。だが、千スポークスマンは、これに対し「盧大統領が『物流の側面では統合が必要、という見方に一部一理ある』と述べたのは事実だが、組織改編案に賛成する、という意味ではなく、協議レベルの言及でもない」とし「国会での議論など最終の段階まで見守りたいというのが大統領側の立場だ」と釈明した。

また「対話の内容は、政府組織改編の交渉とは基本的に関係がない」と強調した。この日の会同は、昨年12月28日「就任前に2人が会い、国政全般について意見を交わそう」と約束したことによるものだ。会同は、午前10時から1時間45分間にわたって行われ、文在寅(ムン・ジェイン)秘書室長と任太煕(イム・テヒ)次期大統領秘書室長が同席した。



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