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‘拉致韓国人救出’のための作戦部隊を推進

軍当局が、昨年のアフガニスタン拉致事態のようにテロ団体などによって拉致された韓国人を救出するための専門部隊を運用する案を検討している。いわゆる‘エンテベ空港奇襲作戦’のための韓国型特殊部隊を作ろうという試みだ。

国防部の関係者は17日、「金章洙(キム・ジャンス)国防部長官が昨年9月、在外国民拉致事件が発生した場合の軍事的対応のため研究課題を検討するように特別指示した」とし「韓国国防研究院(KIDA)が昨年11月から検討している」と話した。

人質を救出する専門部隊としては、特戦司令部の‘707対テロ部隊’や‘海軍特殊戦旅団’が検討されている。特戦司令部の中の特戦部隊と呼ばれる‘707部隊’は米国の‘デルタフォース’のような特殊作戦部隊だ。海軍特殊戦旅団は水中爆破隊(UDT)・特殊作戦チーム(SEAL)・爆発物処理隊(EOD)・対テロチームなどで構成されている。


国防部は今年、これらの部隊に約17億ウォンを投じ、対テロ装備や訓練場などを確保する予定だ。

◇エンテベ空港奇襲作戦=1976年にイスラエル特攻隊がパレスチナ拉致犯を制圧して人質を救出した作戦。拉致犯は6月27日、イスラエル発パリ行きのエールフランス機をウガンダのエンテベ空港に強制着陸させ、53人の仲間の釈放を要求した。約100人のイスラエル特攻隊は1週間後の7月4日、約50分間で拉致犯を射殺し、人質を救出した。



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