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石原都知事「日本が第2次大戦起こして植民地が独立」

石原慎太郎東京都知事(75)は14日、AFP通信とのインタビューで「日本が第2次世界大戦を起こしたからアジア国家が西欧の殖民支配から解放された」と主張した。またこれにより白人が支配したすべての植民地国家が独立を争取することができたと強調した。

同都知事は「フランスがインドシナ半島侵略に対して、またオランダがインドネシア植民地支配に対して謝罪したことがあるのか」とし「日本は過去の侵略戦争に対して謝罪する意味はない」と述べた。また「日本は国家的自負心を喪失している」とし「日本人は自分の家族や町内、職場しか考えないから自らの力で国家を変えることができない」と指摘した。このために北朝鮮のミサイル発射のような外部の挑発だけが日本人の目を覚ますことができるとも述べた。

続いて都知事は日本が自国の保護に積極的になれなければ米国や中国の植民地となることもあり得ると主張した。「日本人は日米同盟に不満があるが、同盟関係の変化には拒否感を持っているし、軍事力の強化も願っていない」と批判、「日本が十分な武器を持てば米軍を領土内に駐屯させなくてもよくなる」と発言した。中国に対しては「日本が、領土を広げようとする中国の欲望に賢明に対処しなければ、中国五星紅旗の6番目の星になることもある」と述べた。


石原都知事は2005年「盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が国内で人気を回復するために歴史問題などについて日本に対する批判を繰り返すことは政治家としては三流手法」と主張している。また日本軍が中国人30万人余りを虐殺した南京大虐殺を「中国人がでっち上げた事件」と言うなど、日本の侵略や従軍慰安婦などに対する発言を繰り返してきた。2004年には「数を計算することができないフランス語は国際語としては失格」という発言をして訴訟まで起こされた。石原都知事は外国人や女性に対する発言や都知事在職時の豪華外遊、機密費乱用という批判を受けたこともあったが、昨年4月の地方選挙で東京都知事3選を果たしている。



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