民放２局で異例の同時企画、ということで企画の段階から話題となっていたドラマ『一枝梅（イルジメ）』のうち、イ・スンギを掲げていたＭＢＣテレビ（文化放送）の『一枝梅』の編成が事実上取りやめになった。

半面、イ・ジュンギ主演するＳＢＳテレビ（ソウル放送）の『一枝梅』（チョロクベム・メディアが制作）は最近、同テレビの月火ドラマに編成が確定した。編成の時期は今年後半。イ・スンギをキャスティングしていた制作会社「グループエイト」の『一枝梅』は、故高羽栄（コ・ウヨン）画伯の同名漫画を原作とし、今年ＭＢＣ編成が挙がっていたが、最近取りやめになった。


制作サイドは「制作費などの問題で制作が厳しくなり、ＭＢＣも『一枝梅』を除かせて、今年のドラマ編成をほぼ終えた状態」と説明。半面、イ・ジュンギ主演の『一枝梅』は撮影の最中だ。ＳＢＳドラマ局の関係者は「イ・ジュンギの『一枝梅』は、フュージョン時代劇の真髄を見せるだろう。事前制作のため、完成度のある作品を期待している」とした。