![]() |
野党ハンナラ党の公認審査がスタートした12日、ソウル永登浦区汝矣島(ヨンドゥンポグ・ヨウィド)の党本部ビルに、東大門(トンデムン)甲公認を申請した張光根前議員(チャン・クァングン)、柳云永(ユ・ウンヨン、前自由民主連合スポークスマン)、ナム・グァンギュ氏(高麗大アジア問題研究所教授、左側から)らが、面接の順番を待っている。党員資格をみたせないとの理由から公認審査を断れた朴鍾雄前議員(パク・ジョンウン、左側から四番目)や支持者が抗議し、面接場が騒がしくなっている。 |
第18代統一地方選に向けた野党ハンナラ党の公認審査委員会(以下・公審委)が12日、本格的な候補選びに乗り出した。地方区別の予備候補者をグループで面接する方式だ。面接場の待機室では、予備候補者が固い表情で順番を待っていた。予想質問と答弁を練習する人もいた。
江北区(カンブクグ)甲公認を申請した予備候補者は「大学入試試験や入社試験のときよりも緊張し、普段考えていたことの半分も答えられなかった」とした。同じ地方区の競争者が集まっていて、ぎこちない場面もあった。城東区(ソンドング)甲公認を申請した陳壽姫議員(チン・スヒ)が、競争者のクォン・ヘギョン氏(ヒューマンオリエンティドネットワーク代表)にあいさつすると、クォン氏は「他の地方区に申請したほうが良かったのでは」と冷たく反応。
冷たい雰囲気は面接場でも続いた。「親李明博(イ・ミョンバク)派の私が出馬し、大統領選の支持度を党支持度につなぎたい」という陳議員の出馬の弁に対し、クォン氏は「大統領選当時に李次期大統領の得票率が高かったのは、私が近所のキムチ漬けも手伝うなど、地域に奉仕したため」と反論。
広津区(グァンジング)甲に出馬した権宅起氏(クォン・テクギ、次期大統領秘書室政務企画チーム長)は、面接が終わった後「これは、やってられませんね」と首を左右に振った。公審委はこの日から2週間にわたり、公認申請者1173人への審査を行なう。
この記事を読んで…