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‘ヒョリの愛用車’日産「キューブ」試乗記

芸能人はどんな車に乗るのだろうか?ほとんどの自家用車はベンツ、BMW、アウディなどの高級輸入車やスポーツカーだ。

舞台出演が頻繁にある芸能人は、‘スタークラフト’という大型ボックス型自動車に乗る。室内空間が広く、化粧や着替えをしやすいからだ。この車は米GM社が製造し、ピックアップトラックをベースに改造した車だ。国内での価格はオプションによって6000万-1億ウォンとなる。最大の短所は、瞬発力が落ち、ガソリン代がかかる点だ。燃費は1リットルで約3-4キロにしかならない。

では、イ・ヒョリさんはどんな車に乗っているのだろうか。ヒョリさんは日産「キューブ」という小型ボックスカーに乗っている。国内の自動車輸入業者を通して輸入されたこの車は、日本でのみ販売中で、ハンドルが右側についている。日本の市販価格はオートマチック基準で160-200万円(約1400万-1800万ウォン)。


ヒョリさんがこの車に乗る理由は何か。「キューブ」の広い室内空間と‘直線美(Simplicity of strait line)’のためではないだろうか。「キューブ」の最大の特徴は、四角い箱をいくつか組み合わせたような形のデザインだ。

室内空間の余裕はボックスカーの最大の利点。ヒョリさんが「キューブ」を好む理由の一つに、後部座席の後ろに数十着の服を掛けられる広い空間があるからだという。トランクの空間の上にオプションで売っている約5万ウォンの長い棒を取り付ければ立派な洋服掛けとなる。

国内で‘ヒョリの車’として有名な日産「キューブ」に試乗してみた。東京から山梨県山中湖までの往復400キロをはじめ、東京都心などを1週間試しに乗ってみたところ、‘なるほど’と何度もうなずかされた。1億ウォンを越える高級車よりも様々な面で便利だからだ。



「キューブ」は日本でもかなり人気がある。2003年にフルモデルチェンジをした際には、月間販売台数が1万台に達するほどの人気だった。現在でも毎月5000台以上売れている。

厚木日産デザインセンターのデザイナーであるチェ・ジョンギュさん(32)もやはりキューブに乗っている。チェさんは「家族との旅行や買い物など、全ての点でキューブはとても便利。しかも単純な直線美のため、いくら眺めても飽きがこない」と語る。

日産は昨年下半期から左ハンドルの「キューブ」を開発している。早ければ今年の下半期に日産コリアを通して輸入される可能性が高い。国内市販価格は、関税に高い流通マージンを含めても、オプションを基本にして約2200-2500万ウォンに収まると考えられる。左ハンドルの「キューブ」は年内に米国へ輸出される可能性もある。



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