米国が北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の合意に基づく重油5万4000トン(2回目の提供分)を、月内にも北朝鮮に供与する準備をしていることが、5日に明らかになった。
6カ国協議筋は「昨年2月13日に合意した第2段階の措置(以下・2.13合意)として、韓国・米国・中国・ロシアが支援を決めた重油95万トン相当のエネルギーのうち、4国が1回分として5万トンずつを送ったことに続き、米国が2回分の支援を準備中と聞いている」とし、「北朝鮮は毎月、重油5万トンの提供を求めている」と伝えた。
同筋は「北朝鮮の核申告が遅れているにもかかわらず米国が重油支援を行なうのは、2.13合意履行の意志を再確認し、北朝鮮にも迅速な核申告を求めるためのもの」と述べた。米国の自由アジア放送(RFA)も米国務省筋のコメントとして「国務省が早ければ数日内に重油支援計画を議会に通報する手続きを踏む予定だ」と報じた。
これに先立ち北朝鮮は、先月、外務省スポークスマンの談話を通じ「米国をはじめ6カ国協議関係国のエネルギー支援など、約束がきちんと履行されておらず、そのために(寧辺核施設の)核無能力化のスピードを調整中だ」という立場を示している。
6カ国協議筋は「昨年2月13日に合意した第2段階の措置(以下・2.13合意)として、韓国・米国・中国・ロシアが支援を決めた重油95万トン相当のエネルギーのうち、4国が1回分として5万トンずつを送ったことに続き、米国が2回分の支援を準備中と聞いている」とし、「北朝鮮は毎月、重油5万トンの提供を求めている」と伝えた。
同筋は「北朝鮮の核申告が遅れているにもかかわらず米国が重油支援を行なうのは、2.13合意履行の意志を再確認し、北朝鮮にも迅速な核申告を求めるためのもの」と述べた。米国の自由アジア放送(RFA)も米国務省筋のコメントとして「国務省が早ければ数日内に重油支援計画を議会に通報する手続きを踏む予定だ」と報じた。
これに先立ち北朝鮮は、先月、外務省スポークスマンの談話を通じ「米国をはじめ6カ国協議関係国のエネルギー支援など、約束がきちんと履行されておらず、そのために(寧辺核施設の)核無能力化のスピードを調整中だ」という立場を示している。
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