コートで暴力を振るった春川（チュンチョン）ウリ銀行のキム・ウンギョン（２５）が、女子プロバスケットでは過去最高レベルとなる懲戒処分を受けた。

女子プロバスケット連盟（ＷＫＢＬ）は４日午前１０時、ＷＫＢＬ会議室で財政委員会を開き、キム・ウンギョン選手に罰金３００万ウォン（約３５万円）と残余試合出場停止処分を下した。


ＷＫＢＬのイ・カンボブ財政委員長は「連盟規約第１６０条２項およびＷＫＢＬ運営要領第３７条に基づき、最高額となる３００万ウォンの罰金を科した」とし、「二度とこうしたことが起きないよう、一罰百戒の心情で懲戒した」と説明した。


キム・ウンギョンは１日、国民（ククミン）銀行との試合で、キム・スヨン選手（国民銀行）と争いとなり、相手の顔を拳で殴って退場処分を受けた。

試合後にも反省する姿を見せず、ファンからは「除名処分にすべきだ」という非難もあった。女子プロバスケットで選手が暴力を振るって退場になったのは今回が初めて。

今回の懲戒で、キム・ウンギョンはリーグ残り８試合のほか、チームがプレーオフに進出した場合も試合に出場できない。キム・ウンギョンは現在、周囲との接触を避けて謹慎中という。

ウリ銀行のパク・コニョン監督は４日の富川新世界（プチョン・シンセゲ）戦で、バスケットボールファンに公式謝罪する予定だ。