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<環境キャンペーン>パリファッション界も「天然の素材がベスト」

世界で最大規模を誇る下着展示会であるパリ国際ランジェリーショーが先週末、パリのベルサイユ展示場で行われた。

全世界の下着の傾向がひと目で分かるという点で、各国の素材及び下着メーカー関係者とデザイナー数千人が参加した。

メインショーが開かれるステージは自然をテーマとした動画が背景画面だった。爽やかな草と木立でいっぱいの森、美しい小川、まぶしく真っ青な海など自然を全面に映し出した。画面の上には「saving water」(節水)「ethical behaviors」(倫理的生産と消費)などの字幕が流れた。しばらく後に今年のランジェリーショーのテーマが“エコ”(eco=環境)だというガイダンス放送が流れた。


例年には色鮮やかな照明に派手なデザインの動画が登場していたが、今年は緑色がベースの素朴な画面だった。主催側は「肌に良い親環境素材と工程過程での環境汚染物質排出を積極的に減らすなどの努力が今回のランジェリーショーの核心コンセプトだ」と説明した。

各国企業は今回、競って“環境下着”を発表した。素材メーカーであるイタリアのセンシティブファブリックスは「太陽熱など再生エネルギーのみ100%を使い、無公害素材で作る」とPRした。ランジェリーメーカーであるシークレットオブネイチャーは、竹の抽出物で作った下着を発表して好評を博した。韓国のチョウンサラムドゥルは、豆や黄土、竹などを利用し、肌にも環境にもよいという環境商品コンセプトを発表し、ヨーロッパバイヤーの関心を引いた。またスイスメーカーは、有機農産物で作った綿糸製品で人気を集めていた。



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