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開城工団を訪れた王家瑞部長、板門店も訪問

北朝鮮を訪問中の王家瑞中国共産党対外連絡部長が31日、開城(ケソン)工団と板門店(パンムンジョム)北側地域を電撃訪問した。

前日、金正日(キム・ジョンイル)国防委員長と会談した王部長の今回の訪問は、韓国政府に事前通報なく電撃的に行われた。平壌(ピョンヤン)駐在中国大使以外の中国高位官吏が開城工団と板門店を訪問したのは初めて。

王部長はこの日午後3時40分ごろ板門店に立ち寄り、1953年の停戦協定調印場と金日成(キム・イルソン)主席の肉筆で記された碑石を視察した。王部長はまた、旧南北軍事停戦委員会会議室にも立ち寄って芳名録に名前を残した。


東国(トングク)大学のキム・ヨンヒョン教授は「王部長が板門店の停戦協定調印現場を訪問したのは“停戦協定の当事者である中国が、今後の平和体制論議からも排除されてはいけない”という点を再確認したもの」と話した。

これに先立ち、王部長は午後1時30分から2時間ほど富川(プチョン)工業など開城工団の韓国側も訪問、その後、工業地区管理委員会に立ち寄って現況ブリーフィングを聞いた。王部長は「中国も開城工団の発展のために努力する」と述べた。





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