三星(サムスン)グループ裏金疑惑を捜査中の趙俊雄(チョ・ジュヌン)特別検察官チーム(以下・特検チーム)は、最高検察庁が提出した04年の大統領選挙資金関連捜査資料を分析している。同グループが官界に賄ろ攻勢をかけ、02年の前回大統領選で不正献金をしたとされる疑惑を解明するためだ。
検察は04年に、大統領選資金に対する捜査で「三星が800億ウォン(約96億円)台の無記名債権を購入し、一部を大統領選資金に使った」と発表している。当時の捜査結果によると、三星は、02年の大統領選直前に債権を購入し、ハンナラ党に300億ウォン、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領側近の安熙正(アン・ヒジョン)氏に15億ウォンを、それぞれ供与した。
しかし、残り400億ウォン台の債権はきちんと追跡できていない。当時の捜査チーム関係者は「もしも特検捜査で、債権に関連した三星側の供述が変われば、新しい使途が分かるかも知れない」と話している。特検チームは、三星が盧大統領に当選のお祝い金を渡したとされる疑惑についても事実関係を確認する計画だ、としている。
検察は04年に、大統領選資金に対する捜査で「三星が800億ウォン(約96億円)台の無記名債権を購入し、一部を大統領選資金に使った」と発表している。当時の捜査結果によると、三星は、02年の大統領選直前に債権を購入し、ハンナラ党に300億ウォン、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領側近の安熙正(アン・ヒジョン)氏に15億ウォンを、それぞれ供与した。
しかし、残り400億ウォン台の債権はきちんと追跡できていない。当時の捜査チーム関係者は「もしも特検捜査で、債権に関連した三星側の供述が変われば、新しい使途が分かるかも知れない」と話している。特検チームは、三星が盧大統領に当選のお祝い金を渡したとされる疑惑についても事実関係を確認する計画だ、としている。
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