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東遠グループ会長「南極はクジラだらけ、捕鯨を認める時」



「南極の海はすっかりクジラに占領されている。 少しクジラを獲らなければならない時期になったようだ」。最近南極へ行ってきた金在哲(キム・ジェチョル)東遠(ドンウォン)グループ会長の言葉だ。

金会長は2-14日、韓国大学生南極探査隊を率いて南極の世宗(セジョン)基地を訪れた。金会長が初めて見た南極の海はクジラだらけだった。 86年に世界捕鯨協会が捕鯨を禁止して以来、急増しているのだ。


金会長は最近、クジラが大量の魚を食べている、と述べた。 このため近い将来、人間が食べる魚も不足する恐れがある、と語った。 食品会社の経営人らしく食生活の問題への関心が大きかった。

--環境団体はクジラを保護すべきだという主張を続けているが。

「彼らの主張にも一理ある。 しかし人間は毎年1億トンの魚を獲っている。 人間が漁業をあきらめれば、クジラが多くても海洋生態系には問題がないだろう。 しかし人間とクジラの影響で他の魚は枯渇する。 生態系保存という意味でも捕鯨を考えるべき時だと思う」

--クジラをどのように活用するのか。

「クジラには捨てる部位がない。 ほ乳類なので肉質が牛肉と似ていて、味も似ている。 牛肉の代わりとしても活用できる」

--そのほかに今回の出張で感じた点は。

「南極へ行く途中に立ち寄った南米には未開拓地が多かった。 わが企業と若者がその土地を開拓して活用度を高めれば、韓国が農業富国になる可能性もあると考えた」



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